「ざくアク名場面年表」全作品感想その3【第三章】

 

「ざくアク名場面年表」の感想、体験版の範囲もいよいよ大詰め!

 

ざくアク名場面年表の体験版はこちら↓

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ということで第三章を見ていきましょう!!

イラストの感想→掛け合いの感想→自分の想い出語り、という流れを基本に話していきます。

あとたぶんめっちゃ語ります。

 

 

 

 

 

まずは次元の塔五層について語らねばなるまい

せっかくなので次元の塔五層の話からします。初めはあくまで寄り道ダンジョンという感じだった次元の塔ですが、層を重ねるごとにどんどんイベントが増えていき、いよいよしっかりとストーリーがついたのがこの五層というイメージです。スペーシーな雰囲気やBGMに新章の始まりを感じて非常にワクワクしたのを覚えています。ざくアクで新しい章が始まった時のこう…世界がもう一段階広がる感じ?あれが本当に好きで。実際自分が初めてプレイした頃には魔王タワーまで実装されていたのですが、それでもそういう気持ちを感じられましたね。

 

(※鍋の話)

でたわねこの鍋!!!ローズマリーさんのことを褒めてるかと思いきや鍋の方だったやつ!!恥ずかしそうに頬をかくマリーさんがとてもかわいい。対して冷めた表情のデーリッチも良い。マリーさんの浮遊鍋の「くびれ」がしっかり描写されてるのもいいなあ…!

めちゃめちゃいじられてるーーー!!!あくまで鍋の話だと強く訂正するマリーさんが愛おしい。ここまでこの浮遊鍋について触れられる機会ってなかなか無いので嬉しいです。

魔女の館ホラーハウスですね。ここはバラエティ豊かなキャラクターたちが沢山登場して楽しかったです。妙に明るいゾンビカラスやイラストにも登場した鍋。カレーを食べるゾンビ人形たちの台詞も味わいがあって大好きです。そして以降何度も登場しては阿鼻叫喚を生み出す名物ボス、スライミーズの初出演もここ。あとは何と言ってもキャサリンですね。ミアへの固い忠誠心や、かっこいい戦闘スタイルなどがとても魅力的なキャラクターです。その設定から戦いを好まない(でもミア様の為ならなんでもやる)というのも彼女のキャラクター性に深みを与えています。あとはそうだ、あの動くホウキ!!あのホウキに頼まれた蜘蛛の巣掃除、コンプリート出来たのEXダンジョン実装後でした。まさかベッドの上にあるなんてな…!!

 

魔女との決戦

ミアちゃんカッコ良すぎる…!!その怪しげな表情はまさに魔女!描き込まれたランドセルからも彼女の異質さが伝わってきます…!デスこっくりさんの触れたら絶対ヤバい感がたまらねえぜ!傷だらけで戦うヘルちんとアル君も死闘を感じさせて熱い…!!

アル君はミア戦でめちゃ活躍するからなあ…!自分も毎回アル君入れて禍神ヘブゲーやってます。ミアちゃんの設定ほんと切ない…ずるい…。ラージュ姉妹はいつも心を健康にしてくれますね。最高の姉妹と姉弟に幸あれ。

ミアちゃん初登場のインパクトは本当にすごかったです。こんなかわいい子が魔女!?え、ヘルちんと関係が…お姉さん!?!?あゾンビ!?!?みたいな感じでたくさん驚きがありました。そしてヘルちんが秘密結社をやっていた理由や復讐相手、「第一継承者」とは何なのかがここでようやく分かるという構成も見事。ギャグ枠って感じだったヘルちんの印象が一気に変化するのがすごい。ずるい。もっと好きにならざるを得ない。ミアラージュ戦も決戦感がやばくて、テンション上がりまくりました。決戦後、キャサリンから真実が明かされるシーンも大好き。ここでヘルちんが作中で初めてミアちゃんを「お姉ちゃん」って呼ぶのも最高なんですよね…。全体的に話の構成力が高くて、めちゃくちゃ好きなシナリオです。これより前も後も好きなシナリオしかないけどね!!

 

KING

ウワーッ好き!!!めちゃくちゃ好き!!!カッコ良すぎるだろ…!!!!こう、可愛いキャラが渋い服着てカッケーポーズとってるの、最高に「癖」ですね。ブッ刺さったわ。心の臓に。表情豊かなキングとは対照的にクールな雰囲気を放つゼニヤッコさんもお付き感あって最高ですね…!

設定ガバガバなの面白すぎる!!ゼニヤッコさんに至っては見た目と名前からして一切隠す気を感じられないの好き。そして最後のマリーさんのやつ!!!!あああ好きだああ!!!たまんねえよ…。

キング…一体何者なんだ…。あの店舗提案は何度見ても絶対声出して笑っちゃうし最高に好きです。ただ面白いだけじゃなくて、キャラクターの可愛げに直結した面白さというか。見た後どのキャラも愛おしくなるのがたまんないんですよね。キングだけじゃなくざくアクのギャグシーンはそういうとこあるから大好き。ギャグをするためのギャグ以上に、キャラの魅力を引き出すためのギャグになってるというか。とにかくキャラを魅力的に見せることを第一に考えているはむすたさんならではのバランス感覚がここでも発揮されていて、こういうギャグシーンもまた本作を名作たらしめている要素の一つだと思います。

 

今日の七投目は、そこの帽子のお姉さん、君にプレゼントしよう

はーっかわいい!もうマリーさんほんと愛おしいです。デーリッチ人形を取ろうとしているところも素晴らしくて拍手からのガッツポーズをしてしまいました。マリーさんの真剣な顔とキラキラした瞳がこのシーンの魅力を解像度高く表現していて最高です。

あーもうずるいわ。マリーさんが愛おしすぎて敵いませんもう。もう持ってたんだねえ…。欲しかったんだねえ…。ニヤニヤしちゃうよこんなの。みんなで持ち寄るのもいいなあ…!この三人たまらねえなあ…!!

「嘘吐きっ!!」ていう勢いのあるオチが面白すぎて腹抱えて笑ったのは自分だけではないはず。キングのやり取りとそれを傍から見てツッコむマリーさんの構図が面白すぎて既にずっと笑ってたのに最後にこれですからね。ずるいよ。さっきも言った通りマリーさんというキャラの魅力を引き出している面白さなのも素晴らしすぎます。

 

脂肪燃焼と体重の関係の研究

これは面白いところをピックアップされてる…!王国大学じゃないですか!!!ゆるーい空気のイラストがめちゃくちゃかわいいです。あら奇遇ですね、みたいな感じで出会う二人が良い。ひょこっと顔を出して見てる二人も好きです。

ほんとあれ何気なくやってたけど面白い研究いっぱいあったよなあ…。ティーティー様の紅茶を美味しくする研究まであるからね。お互いに理由をつけて参加しようとするのとてもかわいい。

三章に入って王国大学に特産品開発と拠点でやれることが一気に増えるのすっごいワクワクしました。王国大学はスキルの強化および習得という要素で一気に戦闘の幅が広がるし、研究によって強化やアイテム入手ができるのも楽しいんですよねえ…!!今や悪魔の実生産工場みたいになってますが、大学ポイントをどこに使おうかなぁと悩む時間もまた最高に楽しい時間の一つでした。大祭りでポッコちゃんのお手伝いしまくりがち。

 

悪魔とゲソとコーヒーと私

げっそーーーい!!!あのめっちゃ面白い宿屋イベントのイラストですね。素敵な笑顔で提供するゼニヤッタとコーヒーを吹き出すドリントルのコントラストがコント感を演出していてたまんねえ…!タイトルも大好きです。

ゲソコーヒーの発想ほんとクレイジー。弁が立つミアちゃん最高です。ゼニヤッタちゃんは料理長でめっちゃ良い料理作ってくれるもんなあ…。設定資料でもその辺語られてましたね。ミアちゃんは料理長も鳥人族のあれもあるし根っからって感じ。

この宿屋イベントもオチの勢いが素晴らしすぎて腹抱えて笑いました。吹っ飛んでくのずりーよ…。何気にらんだむダンジョンのイベント再現になってるのも良いよね。これの前のティーティー様の様付けについての話も好きです。「おでんに煮トマト」のやつ…ってこれもらんダンであったなあ!!思ったよりらんダン発祥のネタが多いドリ姫イベント。

 

vsマーロウ(ケモフサ村)

マーロウさんが裏切り、シノブとも明確に敵対するあのシーンが完璧に表現されている…。「静」の描写が上手すぎません???水晶洞窟の美しさがこの場面の凍りつくような緊張感とリンクしていて最高です。全キャラの表情とポーズが納得感しかなくて素晴らしすぎますね。

うわああすごい…!あのシーンを振り返るマーロウさんが見られるとは…。マリーさんもめちゃくちゃ良いなあ。水着三話の二人の会話を思い出します。力についての話もめっちゃ響く。最高。

ケモフサ村。三章二つ目の話でまさかここまで話が動くとは。いや二章二つ目もすごかったんですけどもね。油断してたぜ…。水晶洞窟でマーロウさんの言う「もっと早く出会いたかった」は本心なんだろうなあってのがまた二周目以降刺さること刺さること。シノブ登場前の「会話イベント:おかしい」も心をざわつかせる演出としてあまりに効果的でした。システムによる演出が上手すぎます。そしてマーロウさんの裏切り。シノブとの敵対。話が一気に進んでゾクゾクが止まりませんでした。面白すぎるだろざくアク…ってなってたよマジで。それでこの後、間髪入れずにあのイベントが始まると。もうこの辺ほんっとやばいな…。

 

六人選んで!

最高です。デーリッチを救うために集まったみんなの表情が頼もしすぎて…選べねえよこんなのッ…!!ハグレ王国の絆。輝き。そんな魅力が詰まりまくった熱すぎるイラストですね。絶望的な状況で輝くみんなはまさにハグレ王国って感じです。大好きだ…。

ドリントルとローズマリーの仲の良さにニヤニヤしちゃいます。ちょいちょいするマリーさん良すぎでしょ。こたっちゃんはここでも笑わせてくれましたねえ。異世界柚葉さん、面白そうすぎて困る。

いくら待ってもデーリッチが来ない。この時の心のざわつきは今思い出してもやばいですね。その後どれだけデーリッチを捜索しても見つからなくて…。もうここまでのイベントでデーリッチへの愛おしさが高まりまくってからのこれだから本当につらかった…。ローズマリーの焦る気持ちにも感情移入できすぎてほんと…。だからこそあの時のエステルさんが本当に頼もしくて。あの希望が見える展開でもうだめですよほんと泣いちゃうよあんなの。必死に捜索を続けてくれるみんなももう最高でさ…。いよいよ居場所を掴んで異世界に行こうってなった時には、ハグレ王国ってめちゃくちゃ良いなって。もう本当に大好きって改めて思いましたね。突入前のみんなの台詞も良くてなあ…。ジーナさんのとかやばいですよ。デーリッチに、ハグレ王国に影響されてどんどん柔らかくなっていくジーナさんを思い出して絶対救わなきゃってなるもの。アル君の優しい台詞も大好きだし、ジュリア隊長の深い台詞もかっこいいし、ベルくんの台詞は後のシーンにも繋がるし…もうみんな好き。大好き。そしてめちゃくちゃ悩んだ。めちゃくちゃ悩んで決めたパーティで異世界に突入する時の絶対に救うぞという気持ちと、みんなのおかげで感じられたちょっとワクワクするような気持ちは一生の想い出です。

 

安心して寝てな!

うおおっスカイドラゴンの攻撃を受け止めるマッスル!!これは熱いですね…!背中の安心感が半端ないッ…!!後ろを見て笑いかけるマッスルもあまりにもかっこいい。彼の魅力が凝縮された最強の名場面イラストですね。

マッスル…!!子どもたちに愛されるお兄さんって感じで最高だなあ!!!スカイドラゴン戦の台詞、マッスルはもちろんのことヅッチーの台詞も大大大好きなんですよねえ…!!!「寝てないでフィナーレまで楽しんでいけよな!」ってやつね!!ヤエさんの「月夜にはサイコブラスターが良く似合う」といい、「夜」を感じさせる描写が多いのが好きすぎるんだよ。あとはティーティー様のも超かっこいいし、ベルくんのも泣けるし…とにかく全部好きです。

異世界に突入した時に流れる「Age Of Ondins」を聴くと、「いよいよざくアク始まったな…」っていう気分になります。いやもちろんだいぶ前から始まってるんですけど。でもこの異世界に入った瞬間の「始まり」感がすごくって。毎回鳥肌がブワッて立つんですよここ。ここから雑魚戦に入ってもBGMが変化しない演出が入ってくるのも最強すぎます。そしてデーリッチの手紙。泣く。手紙を書いている時のデーリッチの状況や心情を想像しただけで気が狂いそうになるくらい心が苦しくなります。そんな状況でもみんなを信じて自分に出来ることをするデーリッチがまた強くてな…。デーリッチへの好きがここでも上がっていくのがやばい。デーリッチとパーティを組んだ冒険者の反応も辛くて…それでもデーリッチはお人好しを発揮するのがまた…。デーリッチのそういうところが良いところだしだから好きになったんだけどでも苦しくて…っていうのでもう感情ぐちゃぐちゃですよ。てこてこ山を登っている途中のマリーとエステルの会話がまた凄く良くって。「なんとかなりそうな分なんとかしようと焦る」っていうのが確かになあと。段々日が落ちていく描写もあって焦る気持ちがやばいんですよね。デーリッチがドラゴンに襲われるシーンでまた切り替わって…プレイヤーの焦りが最大限になったところで滝の音が流れ、そしてキー入力して崖を跳び越えるギミックが大量に配置されているというのもマップを使った演出としてあまりに上手すぎる。そしていよいよ「あのシーン」がやってきます。

 

しんみり異世界

あああキャンプのシーン…!!ここやばいくらい泣いた。マジで良い雰囲気ですね…。少し恥ずかしそうに過去を話すマリーさんとそれを真剣に聴くエステルが最高すぎます。夜空の描写も美しい…。一筋の流れ星が「ローズマリーの願い」を表しているようで泣ける。

うわああこの二人で仲良さそうに話してんの最高すぎるでしょ…!!!自分はデーリッチとローズマリーの関係性を表現するとき「世界」という言葉をよく使っているんですが、もうまさにこういうことです。本当に救出できて良かったなあ…。

デーリッチのモノローグがもうずる過ぎて。異世界に来ても明るく振舞っていた彼女が初めてここで「騙されたのかな」「失敗しちゃった」ってなるのがもう本当にもう…。こんな状況でも王国のみんなのことを考えてるのも愛おしすぎて。絶対この子は必要だって。そう思ってからのあのシーンですよ。もう本当にやばかった。すでにハマりまくってましたが、自分にとってざくアクが「人生最高のコンテンツになった瞬間」がここでした。ローズマリーが身を挺してデーリッチを、デーリッチのお人好しを肯定するシーン。モノローグの「失敗しちゃった」に対する回答として、あまりに完璧な台詞。「怒った顔でも泣いてる顔でもなんでもいいから」に対する回答として、あまりに完璧な「背中」。もう全てが完璧すぎて泣くしかないですこんなの。思い出しただけで泣く。泣いてる。本当に心の底から大好きで大好きで仕方のない名場面です。

 

過去とこれから

こっちも雰囲気最高だなあ…!焚き火を眺めながら静かに語るローズマリーさんの表情が良すぎます。暗い夜の世界にぽつりと、しかし確かにあたたかな光を放つ炎。そしてそれを瞳に映しているマリーさんたち。完璧すぎる情景ですね。

マリーさんは初めてエステルに会った時「私とは合いそうもないわ…」って言ってたんですが、喧嘩したりとかもしていつの間にか仲良しになってたのが最高ですよね。こうやって軽口を叩き合える間柄にまでなったことに感動してしまいます。そういえば「マリー」と初めて呼んだのもエステルだったなあ…。エステルの過去の話は設定資料集や夏休み絵日記で見られましたね。昔からも、これからもきっとずっと真っ直ぐなエステルさんが好き。

先ほども言いましたが、スカイドラゴン戦の「夜」を感じる描写が大好きです。エステルの言う「睡眠前の最後の運動だ」とか。夜の澄んだ空気を感じられるのが最高なんですよね。エステルの台詞といったら「たった八人しか選べないんだから」っていうのもプレイヤーの心情とリンクするような台詞になっていて本当に大好きです。そしてマリーさんの台詞。もう最高すぎ。最高に最高を重ねると人は泣くことしか出来ないんだぞ!!!ヘンテ鉱山で言っていたなぜ国王がデーリッチなのかという話。あの時はまだ序盤でデーリッチのこともそんなに知らなかったので、話として理解はしても実感してはいませんでした。でもストーリーを進めていくごとにデーリッチのことをどんどん知れて、ああ、確かにこの子じゃないといけないんだって実感して。その積み重ねがあってのこのイベント、そしてマリーさんの台詞だから、もう深みがありすぎるんですよね。ここまでの物語全てがこのシーンに繋がっている。だからどうしようもなく感動してしまう。自分は感動っていうのは「積み重ね」だと思っています。いくら泣けるシーンだと言われてそのシーンだけ見せられても感動することって無いと思うんです。そこまでの流れがあって初めて感動するわけで。ざくアクはその「積み重ね」が圧倒的に大きく、重ね方がめちゃくちゃ上手いのもあってここまでの感動が生まれているのかなって考えてます。こりゃそうそう真似できねぇや…。

 

優しさの返ってくる世界に

うわああもう色んな人のこのシーンの解釈が見られるの嬉しすぎます。自分の想いを話すマリーさんの明るい表情が良すぎる…。優しく見守るエステルさんもめっちゃ好きです…。星が煌めく夜空の下で二人が会話してるのを美しく描写している構図がめちゃくちゃ良いですね。

このマリーさんの台詞、自分も大好きすぎてやばい。一人の人間の生き方としてめちゃくちゃ尊敬できます。マジで「世界」だよ、ほんと。そしてマッスルー!!好きだ…。このあったかい雰囲気最高だな…。こういう日常を見せられるだけで泣いちゃう。ハグレ王国フォーエバー。

スカイドラゴン戦後のエステルとローズマリーの会話シーンも何度見ても泣ける名場面です。これだけイラスト描かれてますからね。やっぱり皆さん印象に残ってるのではないかと思います。悪い夢イベントの「最強の答え合わせ」がされてデーリッチへの好きがもっともっと強くなって。年表でもピックアップされている台詞がもう心に刺さって仕方なくて。もう毎回このシーンは泣きすぎてとんでもないことになってしまいます。今も泣いてるしね。もうずっと泣いてんじゃん。デーリッチが作った国をずっと見ていたいと胸中を語るローズマリーさんがすごくキラキラしてて、ああ、良いなあって。自分もデーリッチたちの、ハグレ王国の物語を出来ることならいつまでも見ていたいなってここで強く思いました。だからこうやって今もこの名場面年表を見ることができているのがもう本当に幸せだなって思いますね。噛みしめてるわあ、幸せを…。最後に冒険者たちがキャンセルして安くなったケーキを買うという、デーリッチのお人好しがデーリッチ自身の得になったシーンで締めるのも本当に良い。最後まで名場面たっぷりの、最高のシナリオでした。

 

ダイミョーvs隊長

柚葉戦!!!アツいぜ!!刀と盾のぶつかり合い、めちゃくちゃテンション上がるイラストです。相手するのがジュリア隊長なのもビジュアル的にもキャラ性能的にも納得のチョイスでたまんないですね。柚葉さんの余裕そうな顔が強者感を漂わせていてカッコいい!!

って柚葉さーーん!?!?!またなんか食ってんじゃねーか!!!いや確かにあのパーティインパクトありすぎてめっちゃ覚えてるけども!!!最終的に泣いちゃう人ね!!こんな感じでその実めちゃくちゃ強キャラな柚葉さん、たまらんね。ジュリア隊長でさえツッコミに回らざるを得ないの大好き(隊長は割とツッコミもしてくれるタイプだけども)。

次元の塔六層。来ましたね、最高にワクワクする面白い階層が…!!!三章時点の最終やり込みコンテンツなだけあって、やりごたえもボリュームも抜群。冥界木の実という固有の収集要素もあり。ボスもめちゃくちゃ多く、どれもこれも楽しい。トラップルーム全部印象的だわあ…。蜘蛛使い、ラヴィット、ただのおっさんライカンスロープ。どれも特殊なギミックがあって、それを攻略していくのが楽しすぎました。あと印象的と言えば(一応ここ固有の敵ではないのだけど)ピカソデーモンもな!!!四次元デイダラーもギミックが面白くてすごい覚えてます。そして六層と言えばやはり闘技場。ここにも魅力的なボスが大量に存在しています。もーここがあまりに楽しすぎて。ざくアクの戦闘の面白さにさらにのめり込むきっかけだったと思います。柚葉戦の完成度がとにかくやばい。分かりやすく物理アタッカーなので盾役やカウンターがめっちゃ刺さるのが気持ちいいんですよね。HPが減る程強くなっていくのも熱い。テンプルナイツ戦も実はめっちゃ大好きで。完全なループ行動を崩す楽しさに「こういう戦闘もあるのか…!!」と目を輝かせてました。そしてリューコ戦。戦闘の楽しさをバチバチに味わい続けた後にあの激熱演出のバトルですよ。脳が焼けるって!!!こドラの熱いイベントが見られてよかった。クリア後は新ボスを含めた色んなボスとランダムで戦えるのも楽しい。初戦でも戦うギガース山賊団の他、スライミーズ、ハンサムソード、Adelaと過去のボスと再戦できるのも熱い。スライミーズが怖くていつもクーちゃん入れてたなあ…。Adelaはブリちんが「平和的に利用できるよう」いじってましたが、まさかのここっていう!!!しかも超強い!!!とまあこんな感じでとにかく沢山の魅力的なボスがいて楽しい次元六層。そしてそんな神コンテンツの最奥には、最高の大ボスが待ち構えておりました。

 

後で返してっていってもダメよぉ?

センスありすぎませんか!?!?めちゃくちゃカッコいいんですけど!?!?幾何学的な雰囲気が美しい…。異空間に浮かぶ人ならざる異質な存在感がめちゃくちゃ伝わってきます…!!夜空に現れた星座のような美しさと命を刈り取られそうな残虐性を同時に感じてやばいですね。これぞイリス様だわ…。

大鎌&プラハ(真手繰る)のコンボは本当に苦戦したなあ…。ゆきのんはほんとキーキャラだった。イリス様にどんだけ邪険にされても一切曲がらないプリシラさん最強すぎる。この二人の掛け合い最高に好きです。照れないで!

手繰る魂のイリス戦です。ここまでの超強敵戦は言っても初見でも何度か戦えば勝てるような相手でしたが、ここからはそうもいかないんですよね。マジで強い。マジで超強敵。でもだからこそ最高に楽しい。最高に熱い。イリス様と大鎌、二つの行動パターンに対処していく必要があるのがめっちゃ楽しいんですよね。それぞれの大技がそれぞれ対策しないとどうにもならない強さを誇っており、しかも掛け合いにもあった通りそれらが重なるパターンだってあるという。二つの大技を変えることなくさらに凶悪な行動を生み出しているのマジで天才だと思います。ボス戦としての完成度が高すぎる。攻めるべきターンが分かりやすく、常にメリハリのある戦闘が楽しめるのが最高。その攻めたいターンに大鎌が来たりしてね。行動は同じなのに組み合わせ次第で状況がいろいろ変わるのが超面白いんですよほんと。「これ休憩ターン以外は準備と対策だけで攻める必要ないな」ってなって、溜めて溜めて一気に攻撃!の楽しさに気づいた戦闘でもありました。そして醍醐味の一つと言えば最後の大鎌吸収からの超強化ですよねえ…!!!あと少し、でもここでミスったら終わり。緊張感と高揚感が混ざり合ったあの感覚…!アツすぎんだろ…!!!そうやって高まった感情が一気に爆発する撃破の瞬間。あの快感はどう頑張っても一生忘れらんないです。細かいところで言うと、大鎌に状態異常が効くという不具合をはむすたさん自身が「面白いから残そう」と仕様にしたところも好き。戦法に組み込むこともできるし上手くいけば楽にはなりますが、決して安定はしないというバランスも素晴らしすぎます。下手すると大鎌のターンがずれることでむしろ大変なことになったりもしますしね。EXの方では一切効かなくなってるので頼れないというのも良い調整。そうEX、EXイリス様も楽しいんだよなあ!!行動回数が一つ増えただけで(もちろんステータスも上がってるけど)こんな変わる!?!?っていうね。もーう本当に大好きなボス戦です。超強敵戦はほんとざくアクの戦闘の楽しさとゲームバランスの凄さが凝縮されてますね。

 

ペンギン's

仮装大会のペンギンだ!!!めっちゃ可愛い!!めっちゃセクシー!!つのつのコンビのだぼだぼ感がキュートすぎて心が掴まれる!!イリス様の色気のある可愛さに魂が手繰られる!!うわあもう最高ですこれ優勝です555555555555555555555

イリス様めっちゃええ子やあ…!!!さすが冥界を統べる姫なだけあってしっかり人を見てるってのが最高なのよねえ…!!不安になっちゃうこドラも愛おしい。ドラゴンってとこにはちゃんと自信持ってるのも好き。

仮装大会はver1.3からキャラが増えてより楽しくなりましたよね。しばらくずっと店舗ブーストかけてました。イラストがどれも最高なんだ…。会議の大きな楽しみの一つになってました。そしてイリス様。王国に入った後も乗っ取りを企んでるというキャラクター性が新鮮で楽しいですよね。力で乗っ取るんじゃなくて基本的に「食」で乗っ取ろうとしてくるところが恐ろしさと可愛げを両立させていてめちゃくちゃ上手い塩梅だなあと毎度感心してしまいます。ギャグの範疇に入りながらもちゃんと狡猾な手口ってのが良い。ちなみに余談ですが、イリス様を連れて次元の塔六層にいる悪魔たちに話しかけるとちょっとした特殊台詞があったりします。嬉しい小ネタ。

 

メニャーニャ猫耳作戦!

めにゃーにゃが本当にめにゃーにゃに!!数多くのプレイヤーに衝撃を与えたあのシーンが蘇る!!最高にめにゃくて最高です。ありがとうございます。美しいマリネリスの背景がめにゃのめにゃ度を引き立たせていて最高にめにゃいですね。二人の反応も大好き。めにゃ。

いつものやついただきました!!クーちゃんに褒められると素直に受け止めるの面白い。エスメニャここにありですね。そして矛先が自分に向いちゃうエステルさん。素晴らしいです。

マリネリス渓谷もまた話が一気に進むシナリオ…というかここからはもうノンストップですね。メニャーニャという新キャラの登場、そしてキャンプで保護されるクーちゃん。話が動き出したな、という感覚が強くてすごくワクワクしたのを覚えています。メニャーニャがかなり過激な考えを持っているのも印象的でした(ここは元々敵対する予定のキャラだったことも影響してますね)。それだけにこのイラストのシーンのインパクトもやばい。あとエルフ王国の初登場もここです。まさかここまで長い付き合いになるとはなあ…。この年表でピックアップされているデーリッチのめっちゃ良い台詞も後で効いてきますからね。ざくアク本編後半の幕開けって感じがします。

 

焼き立て入りまーす!

めちゃくちゃ可愛い!!!王国ベーカリーのクーちゃんだ!!!エプロンを着ていて…っていうかこの子普段からエプロンみたいなの着ておりましたね!!改めてベーカリーとの親和性の高さを感じます。パンはどれも美味しそうだし、クーちゃんは最高に可愛いし、ここに通いてーっ!!

すみませんマーロウさん違うんですそういった意図はなくてですね…実際朝パン派なのでこういう菓子パンの話はとてもわくわくします。そしてマリーさんのご家庭発言で健康になった。話の流れ的にデーリッチのことじゃないすか!!!

クウェウリさん。クーちゃん。今までいそうでいなかったケモ娘キャラの登場にテンション上がりました。めっちゃ可愛い!最初の方は無口だったけれど、だんだん打ち解けてくってのも最高ですよね。今やすっかり優しいお姉さんって感じ。呪術を使う戦い方もギャップを感じてたまりません。そして彼女の芯の強さ、かっこ良さは…また後ほど語りましょうか…!!彼女も三章のキーキャラクターの一人ですからねぇ…!

 

王国ベーカリー

すごい良い…!!店の雰囲気最高…!!細部まで描き込まれていて見るのが楽しいイラストですね…!!スタバっぽい絵、よく見たらウズシオーネちゃんじゃないですかっ!こういうの好きだ…。ドーナツをつまみ食いするエステルさんも非常に可愛らしいですねえ。

エステルとメニャーニャ、相変わらず楽しいコンビだなあ。一生見たい。思わず敬語抜きでツッコミを入れるメニャーニャちゃん最高っすね。エステル先輩のぐいぐい来る感じはまさにエステル先輩。

普通だ!やった、普通だぞーっ!!とマリーさんも感激するほどの店舗、王国ベーカリー。ベルくんのも普通だったけどね!!あれはマリーさんが悪いんだよ!?!?とまあそれは置いといて。この店舗もとても大好きです。クーちゃんの子どもの頃からの夢ってのがまた良い…!!こういう心温まる店舗の存在が、ハグレ王国をもっと好きにさせるんだよなー!

 

The King is here

うわすげえこれドット絵だ!!!各キャラクターの真剣な表情が笑いを誘う…!!ぬいぐるみのドットも好きすぎてやばい。この感じ大好きです。ていうかちゃきちゃきカフェのアナゴの横!!アナコンダって書いてあるんですが!!!その横は多分パンナコッタだなあ!!細かい要素が楽しくて見れば見るほど最高ですね。

なんか始まっちゃった!!!もうこれ実質店舗提案イベントじゃないすか!!!これ見れるの嬉しすぎるだろ!!!やっぱり一人だけ置いてけぼりのマリーさんが良すぎますね。超面白いわこれ。

大人気キングイベント。まさか二回目があると思わなくてプレイ中も出てきた瞬間めちゃくちゃ笑いました。そもそも「ちゃきちゃきカフェ」の時点でツッコミどころ満載なのに…。サビ抜きだーっ!!もくだらなすぎて大好きです。そんなグルメ作品があるか!!!ちゃきちゃきカフェの店舗イラスト、今見返したら原作でも「アナコンダ」あったわ…。この店舗自体もやっぱりやべえ。

 

ちゃきちゃきカフェ

キングとゼニヤッコの立ち姿めちゃくちゃクールですね…。これが入店してきたらそりゃあ緊張感ありますよ。迎え撃つ柚葉さんも覚悟決まってて超かっこいいぜ…!!これぞ職人の顔…!!呆れるマリーさん、固唾を呑むジュリアさん、普通に寿司食ってるゆきのんも大好き。四隅の寿司もゲーム内のアイテムで、隅々まで楽しいイラストです。

続いた!!ってこっちにもキング出てきた!!!なんだこの凝りよう!!最高ですね!もうまさにあの店舗提案の続きじゃないですか!!楽しすぎるでしょ!!最後にマリーさんが言いたいこと言ってくれましたわ!!あー面白い。

柚葉さんのつかみどころの無さ、本当に大好きです。真顔でめちゃくちゃ変なことを言う感じが好きすぎてね…。それでいてカッコいい場面ではもう最っ高にカッコいいの。ずるいよそんなの!!!大好きになっちゃうに決まってるでしょ!!!夏休み絵日記のお祭りでの一幕、本当に熱すぎてやばいんだよな。彼女が主人公の作品もいろいろ見てみたくなるくらい、不思議な魅力に満ちたキャラクターです。

 

帝都防衛

めちゃくちゃカッケーッ!!動きや音まで感じられるような臨場感!!これはメニャーニャが帰ってきて一気に攻勢をかける「ボーナスステージ」の場面ですね。キャラクターの表情までしっかり描かれていてついついじっくり見ちゃいます。海神母のなんかやばそう感もたまんねえ…!!

あのあからさまな演技にめっちゃ騙されてるエステルさん!!!いとおしい!!!サハギンたちは略奪目的の蛮族って感じでしたからねえ…。指揮官メニャーニャ大好きだ。

帝都防衛戦のシナリオが好きすぎてやばいという話。序盤をプレイしている時にはまさか帝都側について防衛するなんて展開が来るとは思いませんでしたよ。むしろその逆のような展開があるとばかり。このシナリオの好きなところはどちらの陣営も一枚岩ではないという部分。帝国は帝国で考えがあるし、妖精王国にも狙いがある。エルフ王国も腹の内では中立の立場でいきたいと望んでいる。色んな組織の事情が複雑に絡み合って話を動かしていくのがもう見ごたえありすぎて。マジでこのゲーム天才だなって思いましたね。実際「妖精戦争」や「決戦」のようなストレートに熱い内容ではないんですが、なんと言うかこのじわじわと重たく響くような内容といいますか、もうまさにmozellさんの「VyVy」みたいな感じですよ。この空気感があまりに好きすぎてね…。最初は帝都で楽しく過ごせるパートがあるのも大好き。知らないものを守れって言われてもという話ですからね。実際見どころが多くてめっちゃ楽しめます。特に召喚士協会で聞ける話が興味深くて、ここでもざくアクの世界観が一気に広がった感じがしました。会議室でメニャーニャから聞く帝都の成り立ちもすごい納得感のある設定でぐいぐい引き込まれる内容。そして妖精王国とエルフ王国の交渉シーンも外せません。リリィ女王初登場の場面ですよ!ああいう頭のいいやり取りを描ける人、めちゃくちゃ尊敬してます。妖精戦争の戦後処理しかり、戦争を武力同士の争い以外も含めて描写しているのがざくアクの大好きな部分の一つです。リアリティラインのバランスまで良いのかよっ…!!何なんだよこのゲーム…!!

 

オーケー。ミナゴロシダ。

イリス様の背中…!!!なんと恐ろしくも頼もしい…!!駆け回りたくなるような草原と空がめちゃくちゃ美しいですね。戦いが始まる前の、風の音がいやに大きく聴こえるような静けさが伝わってきます。ドキドキするイラスト…!

自分も頑張って帝都防衛戦前に連れてきたなあ。イリス戦で活躍できるプリシラが使えないのも難しいところ。イリス様のイノセントな残虐性が怖い!!さすが冥界の姫です。らんダンの説明文もやばいもんな。イリス様、何度も問題は起こそうとしてるんですけど、色々と抑止力があるようですねえ…。

帝都防衛戦の特殊な戦闘システム、非常にワクワクしました。コマンドバトルRPGでこんな戦いが出来るとは…!!常に戦況が変わったりするのが臨場感抜群で最高。多人数パーティの戦闘とも噛み合ってて良すぎます。すごい新鮮な気分で楽しんでましたね。そして西門と言えばオルグ戦。ここのクーちゃんがカッコいいのなんのって!優しい印象の強い彼女ですが、自分をしっかり持っててそれを通せるめちゃくちゃ強い子なんですよね。ほんと大好きです。オルグさんはオルグさんで自分なりの信念があるのがまた辛い…!彼もめちゃくちゃ好きなキャラクターです。マーロウさんや村への恩義があるからこそ…。もうこの一筋縄じゃいかないシナリオ構成こそが帝都防衛戦の良さですよね。正門も最高に楽しい。指揮官が逃亡してピンチ!からの魔導兵器でボーナスステージ!!ゲームバランスによるカタルシスの表現があまりに上手すぎます。シナリオとの合わせ技でほんと気持ちいいんだよなあそこ!!状況が二転三転していくのが本当に熱いです。そして正門側に特攻してきたマーロウさんを迎え撃つハグレ王国。でここでまたクーちゃんがねえ…!!もう泣いちゃうよこんなの。マーロウさんも少し心が傾いて…とそこであの事件。激動の帝都防衛戦シナリオは衝撃のラストを迎えます。感情追いつかないって…。振り返ってみてもほんと凄いなこのイベント…。

 

煤だらけの心

ああこのシーン…。シノブさんから貰った本を捨てるメニャーニャが辛いっ…!!ボロボロの召喚士協会も悲惨さを強めていますね。何と声を掛けたらいいか分からないエステルの感情もめちゃくちゃ見事に表現されていて、あの場面の心苦しさが蘇ってきますね…。

わーっこのシーンを振り返る二人だ…。これも見られるとはなあ。つらいぜ…。改めてこの世界のシビアさがよく分かる話ですね。

ハヤサカ十郎。召喚士協会に爆弾を持って突撃した人物です。あのケモフサ村でのんびり寝てた人がなあ…。実は帝都の宿屋内でも彼の姿を見ることができて、みんなが避難している時にもまだ彼だけ部屋の中にいるんですよね。それが伏線だったという…。マーロウさんが仲間になった後の、お墓参りのイベント大好きです。それと夏休み絵日記のあれも。そしてメニャーニャのシーン。ここは本当につらかった…!必死に守ってきたものが否定されたようで、でも悲しさではなく空しさだけがそこにあって…というこの複雑な感情を表現しているのがもう凄くて。エステルとのすれ違いもしんどいんですよねえ…。この心苦しさを抱えたまま、ついに三章の結末へと向かっていきます。

 

カーネワールドカップ

光の感じがめちゃくちゃ良いなあ…!夜ってのが最高ですね。栄光に向かって走っていくみんなが超かっこいいです。デーリッチめちゃくちゃ好きだ…!ウナルホドアルドーさんの余裕そうな感じも良い。

競馬みたいな単語が飛び交うの相変わらず面白いですね。犬券、「けんけん」って読むのかな…。あくまでフラットな目線で予想するヤエさん好き。

ゲーム序盤から王国会議で繰り広げられていたベロちゃんのドッグレースイベントもついにここまで来た!こういう本編とは別に長く続くサブイベント大好きです。カーネ王国の人たちの名前もインパクトありすぎるし、ライバル犬たちもツッコミどころ満載で面白かった。そしてこの辺から雪乃の含みのある発言などが増えてきて、あのイベントに向かい始めるんですよね…。

 

考える必要は無い!来いっ!

手を伸ばすエステルさんがめっちゃカッコいい!!!あのシーンをメニャーニャ目線で見事に表現した、最高に熱いイラストですね!キリっとした表情がもーう本当に大好き。瞳の光の色も感じさせるものがありますね。何も考えずに手を取っても良いと思えるだけのパワーがあります。

ここからもあるからエステルさんの名場面!!!そして最高の掛け合いが始まってしまった…。これを見るために生きている。横隔膜パンチ読みでメニャーニャをからかうエステルさんも最高ですね。最高ですね。

ざくアク三章の全体的にほの暗い雰囲気がすごく好きで。ズブーブ大湿原もまさにじめっとした空気感のシナリオでとても印象に残ってます。帝都防衛戦という盛り上がりで終わりではなく、このシナリオをラストに持ってくるというセンスが大好きです。この不思議な感情は言葉で言い表すよりmozellさんの「アメモモリ」が雄弁に語ってくれていますね。マジでここの雰囲気大好きだ…。この物寂しい感じがあるからこそ、召喚士協会の人たちに発破をかけるデーリッチもより輝いて見えます。そしてバトンはエステルに渡される。「木を見て森を見ず、でも最後に木だけを見てた人の言葉が木に届くかもしれない」という言葉、ずっと心に残ってます。

 

さ、手を取って。

優しい表情のエステルさん…!!これはメニャーニャが手を伸ばしている場面ですね…!!メニャーニャ視点でここ見られるのホント最高です。背景の輝きも美しくて、デーリッチ・ローズマリー・エステル・メニャーニャそれぞれのイメージカラーになってるのがエモすぎるッ…!!

からかうブリちん良すぎ良すぎ。ひたすら真っ直ぐなエステルとひねくれ者なメニャーニャのコンビ、もう何度噛んでも味が出続けますね。強すぎる。

三章のほの暗さが好きだと言いましたが、それが一気に浄化されるような場面があることもまた好きな理由なんですよね。その場面と言えば「玻璃」が流れるシーン。まさにここもその一つです。このシーンは玻璃だけでなく「あの子を探して」に対する「あなたを探して」のように、色々と異世界編を意識した内容になっているのも素晴らしいポイント。そしてエステルさんがもうとにかくカッコいい!!熱い!!メニャーニャのことでエステルさん自身が悩んでいるところもたくさん描写されてきただけに、あの「答え」に辿り着いたことへの感動もすごいですよね。もうここは好きな台詞が多すぎてやばいんですが、一つ挙げるとすれば「あんたがいないで、どう世界が回るのかを」の辺りですかね。最高に自分勝手で、最高に輝いてて、もうなんかすごいワクワクしちゃうじゃないですか。大好きすぎるわ。

 

昨日の敵は

アンノウンプラント戦だ!!!ここでこの二人が共闘するんですよね…!先ほどまでバチバチにやり合ってた二人の共闘、燃えないわけがない…!!庇いながら戦うマーロウさんも、その後ろで攻撃準備するメニャーニャちゃんもかっこ良すぎます!!背中合わせっていいよね。線の迫力がすごくて、激闘感がこちらにまで伝わってきます。

うおおおこの二人の掛け合い!!!嬉しい!!!全然会話が続かないの面白すぎる。この事務的なやり取りたまらんですね。仲良くなってほしいと思う反面、この感じのやり取りを見ていたい気持ちもある…!

最深部で魔物と戦っている時のマーロウさんの台詞が熱すぎてずるい。そうやってまたキャラを好きにさせてくるんですから…!!防衛戦で戦った相手を守るという展開もまた単純な善悪の話になっていなくて良いですよね。ほんとこの辺りのシナリオは色々と考えちゃう魅力があります。出来る限り丸い形に収められて本当に良かった。そしてこのイベントでもう一つ忘れられないのがプリシラ様。「うわ!!!」ってでかい声出ちゃいましたよ。話の流れの美しさとえげつなさで。最終的に妖精王国に一本取られるってのが綺麗な流れすぎて、話の構成力の高さに膝打ちまくりでした。プリシラほんと好きだわあ…。

 

 

 

 

 

ということで以上!ざくアク名場面年表第三章の感想でした!!!いや熱量!!!!イラストの熱量も掛け合いの熱量もすごかったからさ…こっちもこうなっちゃうのは仕方ないわけでして…。たぶん今後もこんな調子でいくと思います。「イラストと掛け合いの感想見に来たらなんかめっちゃ語ってた」って思わせていきます。

それと前回からすごい間が空いちゃって申し訳ないです。この感想にすごい時間かけたのもあるんですが、実は「フリゲ2023」に投稿する用のコメントを書いてました。100作品以上。もちろん熱量込めて。そら時間かかるわ。ざくアクに至っては800文字に収まりきらなくて三分割しちゃったよ!!自分が投稿したコメント一覧とかもこのブログに上げられたらいいなと思っております。実はざくアク以外もいろいろと遊んでるフリゲファンなんすよ。うへへ。

 

てなわけで次は製品版が発売されてからになりますね。いやあ楽しみだなあ…。製品版には自分が描いたイラストも出てくるので、どんな掛け合いがついているかドキドキです。

では。

 

 

 

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